よくあるご質問
▼ フローリレー共通 ▼
▼ SP-R型・SP-RN型 ▼
▼ SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型 ▼
Q:透視窓枠の材質を変更できますか?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
Q:透視窓にワイパーはありませんか?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
Q:水平流で配管に対して90°倒して使用したいのですが?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
Q:ノズルの選定方法は?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
Q:透視窓から覗いたところ、「板ばね」「磁石」と「リードスイッチ封入管ストッパー部」がピッタリ付いていないのですが、動作に問題ありませんか?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
Q:水平流で製作されたフローリレーを下向流(又は上向流)で使用したいのですが? (SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
Q:フローリレーの動作が不安定(信号が入切を繰り返す)ですが原因は?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
Q:長期間の使用により磁石キャップに鉄粉が付着していますが、性能に影響はありませんか?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
▼ NP-R型・NP-RT型 ▼
フローリレー共通
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フローリレーとは、どのようなものですか?
フローリレーとは、管路内の液流の検出に使用される流量継電器です。
管路(パイプライン)の中を流れる液体の流量が、設定値より増えた場合や減った場合に検知して信号を発信します。
水だけでなく、海水・燃料・油など様々な液体の流量検知に使用されています。
〈使用例〉
・動力機器(ポンプ・電動モーター・発電機等)の軸冷却の管理。
動力機器用の冷却水が一定流量以下になると信号を発信し、動力機器の故障を未然に防ぎます。
(主な使用場所)ポンプ場、上下水道局、水力発電所、火力発電所、減速機 等
・液体搬送の管理。
停止している動力機器に通じる管路に一定流量以上の冷却水が流れると、
信号を発信して動力機器を起動させます。
(主な使用場所)飛行場の燃料搬送ライン、コンビナートの燃料搬送ライン 等
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フローリレーの動作原理を教えてください。
こちらをご参照ください。
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現在使用している機種を更新したいのですが?
機種の銘板上部に打刻表示されている製造番号(MFG No.)と製造年月のご連絡をお願いします。
追って見積りを提示させていただきます。
又、他社機種からお取り替えの場合は
・接続口径(A)
・流体及び液温
・流れ方向(水平、上向き、下向き)
・流量値(最大、常用、動作流量(減又は増動作流量))
・材質
・その他特記事項をお知らせください。
以上を分かり易くまとめたチェックシートをご用意しています。ご利用ください。 -
オーバーホールは可能ですか? 又、手順は?
製造番号(MFG No.)と製造年月をお知らせください。お客様でオーバーホール可能な機種は手順を連絡させていただきます。
又、弊社にてオーバーホール及び動作流量の校正作業も承っていますので、お問い合わせください。
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フローリレーの精度はどの位ですか?
フローリレーの精度は下記の通りです。
型式 設定流量 精度 SP-R型
SP-RN型
SP-RX型
SP-REX型5 l/min 以上 ±5% 2 l/min以上 ~ 5 l/min未満 ±0.2 l/min NP-R型
NP-RT型
LF-B1型4 l/min 以上 ±10% 4 l/min 未満 ±0.2 l/min -
フローリレーを配管に取り付けたまま、長期間保管したいのですが?
配管内に液が残ったまま保管されると、冬期に凍結により透視窓やボディが破損する恐れがあります。
又、配管内に発生したスケールや錆などが、運転開始時にノズルを塞ぐ事がありますので、ご注意願います。
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標準色(7.5BG4/1.5焼付塗装)以外で製作可能ですか? ※NP-R型、NP-RT型を除く
製作可能です。御注文時又はお問い合わせ時にお知らせください。
尚、特殊な塗装の場合、納期が掛かる場合があります。
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「板ばね」「磁石」「リードスイッチ」のみを販売できませんでしょうか?
弊社フローリレーは「磁石」と「リードスイッチ」の近接関係で動作いたします。この関係は微妙なため、どちらか一方のバランスが崩れることによって正確に動作しなくなります。内部機構1式での交換をお願いいたします。
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フローリレーの価格を教えてください。
液質(水、海水、油など)や流量、その他諸条件により、ボディ・内部機構の材質や大きさ、塗装仕様などが異なることから、価格が大きく変わってきます。
都度お見積りさせていただいておりますので、お問い合せください。
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以前に日機工業のフローリレーを購入したことがあるのですが、取替は可能でしょうか?
取替可能です。1996年までは日機工業製、1997年以降はアロマニッキ製となっています。
日機工業製フローリレーのバックデータも取り揃えておりますので、同じ仕様での製作が可能です。
製造番号(MFG No.)で管理していますので、お問い合せ時にあわせてお知らせください。
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フローリレーの防水性能はどの位ですか? ※LF-B1型を除く
IP-66(JIS C 0920-1993)の防水性能となります。
・防水の種類:耐水形
・性 能:耐水形に対する試験で機器の内部に浸水の形跡がない事。
(電線管部の接続及び端子箱カバーの締めを確実に行って下さい。)
ちなみにSP-R型で1mの水中下にて1時間実験を行った結果、漏水はありませんでした。
SP-R型・SP-RN型
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カバー(フローリレー上部端子箱のフタ)の材質を変更できますか?(SP-R型・SP-RN型)
カバーの標準材質はノリルですが、お客様のご仕様によって他の材質でも製作可能です。
(例:C3604 Crメッキ、SUS304製など)
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動作値を変更する調節方法を教えてください。(SP-R型・SP-RN型)
試験成績表のデータからセットする流量値を選び、それに対応する目盛位置(調節レンジ値)を読みます。
調節ねじをマイナスドライバーで回すと調節ねじに連動して目盛板が回転します。目盛板の目盛を対応する目盛位置に合わせます。
※試験成績表がない場合は、フローリレー上部端子カバー裏面に貼付の動作特性グラフを参照ください。
1)最小動作流量に調節(動作流量を下げる)調節ねじを時計方向に回す。
2)最大動作流量に調節(動作流量を上げる)調節ねじを反時計方向に回す。※注意
必ず調節ねじをマイナスドライバーで回してください。調節ねじに連動して目盛板が回転します。
絶対に目盛板を動かさないでください。目盛板を回しても調節できず、調節レンジが狂ってしまいます。長期間使用されている場合、内部機構接液部に水あか等が付着していることがあります。無理に調節軸を回すと板ばねを破損する恐れがありますので、内部機構を取り外し、清掃の上、調節を行ってください。
動作値を変更する事でシステム全体に影響を与える場合があります。
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透視窓の分解清掃手順を教えてください(SP-R型・SP-RN型)
透視窓を分解清掃される場合は下記の手順に沿って行ってください。
※注意
必ず配管内の液を抜いて行ってください。また、液が高温の場合はフローリレー全体がさめた状態で火傷等に十分気を付けて行ってください。
接液部にエポキシ塗装等を施している場合、無理に分解すると塗装面を痛める事がありますので、仕様が不明の時は事前に製造番号(MFG No.)を弊社までお問い合わせください。
用意するもの
プラスドライバー(M5用)
ウェス プラスチックハンマー窓枠取付用ビス6本をプラスドライバーにてゆるめ、窓枠を取り外してください。このとき、窓枠が落下しないように手で持ってください。又、窓枠と透視窓の間にはパッキンが入っていますのでこれも取り外してください。
次に透視窓の取り外しですが長期間フローリレーを使われるとパッキンに密着して、透視窓がはずれにくい場合があります。
この場合、次の方法で行うとはずれやすくなります。
1.透視窓とボディのすき間を確認する。(目視にて)2.確認したすき間の反対側の透視窓をプラスチックハンマー(ショックハンマー等)で軽くたたく。
または透視窓の周辺をまんべんなくたたき取り外してください。
この時、透視窓の破損や落下には十分気を付けてください。
又、透視窓とボディの間にもパッキンが入っていますのでこれも取り外してください。透視窓部の構成部品 (向かって左より)
・透視窓用パッキン(ボディ側)
・透視窓(強化ガラス)
・透視窓用パッキン(窓枠側)
・取付用ビス(6本)
・透視窓枠
以上で透視窓部分解は終了です。 透視窓の清掃・パッキンの劣化状況(切れやねじれ、硬化等)を確認して、必要に応じて交換ください。ここからは透視窓部の取付手順です。
透視窓部の取付はまずパッキン面をウェスで清掃の上、上記写真の左側から順番にボディへ取付てください。
取付用ビスはプラスドライバー(M5用)にて左図の通り少しずつ均一に締めて、ビスが廻らなくなるまで、繰り返してください。(①~⑥の順番に対角で繰り返してください。)
できればトルクドライバーを使用して2.94N・m(30kg-cm)のトルクで締めてください。透視窓部・取付終了
部品の取付忘れがないか確認ください。 -
内部機構の取り外し・取り付け手順を教えてください(SP-R型・SP-RN型)
下記の手順に沿って行ってください。
内部機構は取付方法によってOリング式とパッキン式があります。
見分け方は試験成績表 検査項目 3.構造寸法(図番)にて行います。
FL-×××○××××××
↑
└─ 0:Oリング式
1:パッキン式
仕様が不明の場合は製造番号(MFG No.)を弊社までお問い合わせください。※注意
作業される前に必ず制御電源を切ってください。又、ボディ内部に水が流れないよう(水圧が掛からないように)、ポンプを停止するかフローリレー取付箇所前後のバルブを閉じてください。
《内部機構(Oリング式)の取り外し・取り付け手順》 ※内部機構(パッキン式)は文中のカッコ内を参照。
【内部機構・取り外し手順】
1. 制御電源が切れているか、ポンプが停止しているか(もしくはフローリレー取付箇所前後のバルブが閉じているか)を確認する。
2.ボディ上部のカバーを開けて制御ケーブルを端子台から取り外す。
3.制御ケーブルをフローリレー本体より引き抜く。4.内部機構をボディに取り付けてあるM5ビス4本(左図矢印)を取り外す。
(パッキン式はM5ビス8本を取り外し。)5.必ず調節ねじをつかんで、内部機構を真っ直ぐ上にゆっくり引き抜く。
※このとき板ばねをボディに引っかけないようにしてください。
ケーブル・端子台・調節ダイヤルを持つと破損することがあります。取り外した部品は、内部機構・取付用ビス(4本)・Oリングです。(パッキン式はOリングではなくパッキンです。)
6.内部機構の接液部とOリング(又はパッキン)を清水にてウエス等で清掃する。また、Oリング(又はパッキン)は変形・切れ・硬化を確認し、必要に応じて交換する。
※清掃されるときに板ばねを無理に曲げないよう注意してください。
※接液部以外に清水がかからないよう注意してください。
※部品のみの注文も承っておりますので、交換が必要な場合には弊社までお問い合わせください。7.ボディ側のOリング(又はパッキン)取付部にゴミ等が付着していないか確認し、ウェス等で清掃する。
※ゴミ等が付着していると水漏れなどの原因となります。ここからは内部機構・取付手順です。
8.内部機構にOリングを取付た後、調節ねじを手でつかみ、板ばねがボディの液流入口側になっていることを確認して、リードスイッチ封入管をボディ内側に沿わせながら挿入する。このとき、板ばねをボディに引っかけたり、ねじらないよう注意する。
(パッキン式の場合は、ボディの内部機構取付のビス穴にパッキンのビス穴を合わせるようにパッキンを置いてから、内部機構を挿入してください。)9.内部機構取付ビスM5(4本)(パッキン式は8本)で内部機構を取り付ける。(対角上のビスを交互に少しずつ均一に締めてください。)
できればトルクドライバーを使用して2.94N・m(30kg-cm)のトルクで締めてください。制御ケーブルを端子台に取付、カバーを閉めて作業は終了です。
SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型
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透視窓枠の材質を変更できますか?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
SP-R型・SP-RN型の透視窓枠の標準材質はデルリン、SP-RX型、SP-REX型の透視窓枠の標準材質はC3604 Crメッキですがお客様のご仕様によって他の材質でも製作可能です。
(例:SP-R型・SP-RN型用透視窓枠→C3604 Crメッキ、SUS304など)
(例:SP-RX型・SP-REX型用透視窓枠→SUS304、SUS316など)
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透視窓にワイパーはありませんか?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
オプションにてワイパーの取付ができます。
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水平流で配管に対して90°倒して使用したいのですが?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
配管内が満流状態でご使用いただければ、90°又は180°倒して使用いただいても問題はありません。
但しメンテナンスなどで内部機構を取り外す場合、配管内の液が垂れる事がありますので充分にご注意願います。
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ノズルの選定方法は?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
お客様ご指定の動作流量でスイッチが作動するように板ばねに当たる液流を調節するためにボディ入口部にノズルを設けます。(口径100Aまで。流量によっては取り付けない場合もあります。)
・常用流量、最大流量、動作流量(減又は増動作流量)
・流れ方向(水平、上向き、下向き)
により弊社にて選定しております。
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透視窓から覗いたところ、「板ばね」「磁石」と「リードスイッチ封入管ストッパー部」がピッタリ付いていないのですが、動作に問題ありませんか?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
実際の流量と動作流量が同程度の場合にこの状態となります。
板ばね部が安定していれば問題はありませんが、ふらつきがある場合は流量を増やすか、動作値を下げてストッパー部に付くようにしてください。
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水平流で製作されたフローリレーを下向流(又は上向流)で使用したいのですが? (SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
流れ方向を変えた場合の流量変動率は下記の通りとなります。但しこれは参考値のためあくまでも目安としてください。
弊社では流れ方向が変更になった場合、再調整を承っています。お問い合わせください。
流れ方向 0目盛 5目盛 10目盛 水平 → 下向 約15~25%低い 約5~10%低い ほぼ同じ 水平 → 上向 約15~25%高い 約5~10%高い ほぼ同じ -
フローリレーの動作が不安定(信号が入切を繰り返す)ですが原因は?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
主に下記原因が考えられます。
①配管内にエアーが混入している。
エアーが混入することにより「板ばね」がチャタリングを起こし、動作が不安定になることがあります。
②実際の流量が動作流量と同じくらいしかない。
(対策)流量を増やすか動作値を下げることにより動作が安定します。
③フローリレー入口側の管路が呼称口径の5倍以上(25Aの場合、125mm以上)の直管部となっていない。
(対策)入口側がすぐにエルボとなっていたり、バルブが取り付けられていると「板ばね」がチャタリングを起こしたり、破損することがあります。取付位置を変更していただくか、お問い合わせください。
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長期間の使用により磁石キャップに鉄粉が付着していますが、性能に影響はありませんか?(SP-R型・SP-RN型・SP-RX型・SP-REX型)
鉄粉や鉄の塊が少ないことが望ましいですが、それらの発生がある場合でも通常は管路の流れによって鉄粉等が流され一定量以上は付着しなくなり、性能が低下することはありません。
ただし、ポンプの不調や管路内の詰まり等により流量が不足していたり、鉄粉に粘性の高い汚泥や油脂等が混ざっていると、多量の鉄粉が付着することがあります。
その場合には、必要に応じ以下の対策を講じてください。
1.流量の確認
2.ストレーナの設置(できれば鉄粉除去性能があるストレーナをお薦めします。)
3.ラインを止めて弊社製品の内部機構を取り外して、鉄粉を取り除く
※内部機構の取り外し方法は以下を参照ください。
SP-R,SP-RN型はこちら
SP-RX,SP-REX型はこちら
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内部機構の取り外し・取り付け手順を教えてください(SP-RX型・SP-REX型)
下記の手順に沿って行ってください。
※重要
防爆機器になりますので、雰囲気・環境を十分確認の上、法令に従い作業を行ってください。※注意
作業される前に必ず制御電源を切ってください。
ボディ内部に水が流れないよう(水圧が掛からないように)、ポンプを停止してください。
《内部機構の取り外し・取り付け手順》
【内部機構・取り外し手順】
1.制御電源が切れているか、ポンプが停止しているかを確認する。
2.端子箱上部の端子箱フタを開けて制御ケーブルを端子台より取り外し、端子箱から引き抜く。
※必ず防爆用工具を使用してください。
※制御ケーブルの長さに余裕があり、制御ケーブルを接続したままで内部機構を取り外して簡易的に清掃する場合には、制御ケーブルの取り外しは不要です。
3.内部機構をボディに取り付けてあるM8六角ボルト4本を取り外す。
※必ず防爆用工具を使用してください。4.端子箱部を両手でつかみ内部機構をまっすぐ上方向に引き抜く。
※内部機構を清掃するときは接液部を清水にて布等で行ってください。
この時板ばねをねじったり大きく撓まさないでください。
また、端子箱内部に水が入らないよう注意してください。【内部機構・取り付け手順】
取り外しの逆の手順にて取り付けます。
1.Oリング及びOリング取り付け部(ボディ側・内部機構側共)にゴミが付着していないことを確認する。2.内部機構をボディに差し込む。
内部機構の差し込み方向は、板ばねが流水の入り口方向になります。3.M8六角ボルトで固定する。
※必ず防爆用工具を使用してください。
4.最後に端子台へ制御ケーブルを接続し、端子箱フタをして下さい。 -
内部機構の取り外し・取り付け手順を教えてください(SP-RX型・SP-REX型)
下記の手順に沿って行ってください。
※重要
防爆機器になりますので、雰囲気・環境を十分確認の上、法令に従い作業を行ってください。
※注意
作業される前に必ず制御電源を切ってください。又、ボディ内部に水が流れないよう(水圧が掛からないように)、ポンプを停止するかフローリレー取付箇所前後のバルブを閉じてください。
【用意するもの】
M3用プラスドライバー
M4用プラスドライバー
M5用ナットドライバー(SP-RX型のみ必要)
M6用ナットドライバー
M8用スパナ
ウエス【内部機構・取り外し手順】
1.法令に則った雰囲気・環境等になっているか確認する。2.制御電源が切れているか、ポンプが停止しているか(もしくはフローリレー取付箇所前後のバルブが閉じているか)を確認する。
※制御ケーブルの長さに余裕があり、制御ケーブルを接続したままで内部機構が取り外せる場合には、手順3、4、5(制御ケーブルの取り外し)は不要です。
3.端子箱上部の端子箱フタのM6六角ボルト4本を取り外し、フタを開ける。
4.M4プラスドライバーを用いて制御ケーブルを端子台より取り外す。
5.グランド部分の六角ボルト(SP-RX型はM5、SP-REX型はM6)と、ケーブルクランプ部分のM3ビスを緩めて、フローリレーから制御ケーブルを引き抜く。
6.内部機構をボディに取り付けてあるM8六角ボルト4本を取り外す。
7.端子箱部を両手でつかみ内部機構をまっすぐ上方向に引き抜く。
※内部機構を清掃するときは接液部を清水にて布等で行ってください。この時板ばねをねじったり大きく撓まさないでください。また、端子箱内部に水が入らないよう注意してください。
【内部機構・取り付け手順】
取り外しの逆の手順にて取り付けます。
1.Oリング及びOリング取り付け部(ボディ側・内部機構側共)にゴミが付着していないことを確認する。
2.内部機構をボディに差し込む。
内部機構の差し込み方向は、板ばねが流水の入り口方向、リードスイッチ封入管が出口方向になります。3.M8六角ボルトで固定する。
4.端子台に制御ケーブルを差し込み端子台に取り付ける。
5.グランド部分の六角ボルト(SP-RX型はM5、SP-REX型はM6)と、ケーブルクランプ部分のM3ビスを締めて、制御ケーブルを固定する。
6.端子箱上部に端子箱フタをはめ込み、M6六角ボルトで固定する。
NP-R型・NP-RT型
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ギヤオイルを流したいのですが?(NP-R型・NP-RT型)
NP-R型、NP-RT型は温度により粘度が変わる液体は使用できません。清水のみでご使用ください。
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動作が不安定になる時があるのですが?(NP-R型・NP-RT型)
主に下記のものが考えられます。
①設置場所の近くに磁場を発するもの(モーター等)がある。
(対策)鉄かご等でNP-R型を囲ってください。磁場の影響から脱し、動作が安定します。②本体にゴミが詰まっている。
(対策)本体を取り外し目視で確認できるゴミを取り除いてから動作を確認してください。改善が見られなければ、分解等が必要になる場合がありますので、弊社まお問い合せください。
また、ゴミが混入しないように管路にストレーナを設置する等の対策をお願いします。③実際の流量が動作値と同じ位しか流れていない。
(対策)流量を増やすか、動作値を下げると動作が安定します。
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水平流で配管に対して90°倒して使用したいのですが?(NP-R型・NP-RT型)
配管内が満流状態でご使用いただければ、90°又は180°倒して使用いただいても問題はありません。
但しメンテナンスなどで内部機構を取り外す場合、配管内の液が垂れる事がありますので充分にご注意願います。
上記以外のご質問
上記以外のご質問がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。